○議長(
清水喜久男議員)
田中隆之さん、ご挨拶ありがとうございました。引き続き、
教育委員としてよろしくお願いします。 これにて、
田中隆之さんはご退場されます。 〔
田中隆之さん
退場〕---------------------------------------
△議案第70号の上程、説明
○議長(
清水喜久男議員) 次に、日程第4、議案の提案理由の説明に入ります。 議案第70号 令和4年度小諸市
一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま議題といたしました議案第70号については、
議案運営委員会でご了承いただいておりますので、本日、提案理由の説明の後、議案に対する議案質疑を行い、
議案質疑終了後、所管の
常任委員会へ付託し、委員会の審査終了をもってご審議願い、本日の議決の運びといたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、議案第70号は、本日審査することに決しました。 議案第70号 令和4年度小諸市
一般会計補正予算(第7号)を議題とし、提案理由の説明を願います。 総務部長。 〔総務部長 柳澤 学君 答弁席〕
◎総務部長(柳澤学君) 議案第70号 令和4年度小諸市
一般会計補正予算(第7号)についてご説明を申し上げます。 議案綴のページ70-1をお願いいたします。 本案は、既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億7,500万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を188億3,200万円と定めるものでございます。 本案は、電力・ガス・食料品等の価格高騰の影響を受けている市民の負担軽減を図るため、
住民税非課税世帯に対し1
世帯当たり5万円の給付を行う事業に要する費用及び
新型コロナウイルスワクチン接種の10月以降の実施に要する費用など、いずれも急を要することから本日9
月定例会最終日に即決の議題としてご審議をお願いするものでございます。 補正の内容につきましては、
歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明を申し上げます。 初めに、ページ70-6の歳入についてご説明を申し上げます。 款15
国庫支出金、項1
国庫負担金は、
ワクチン接種事業に係る補助率10分の10の負担金、項2
国庫補助金は、
住民税非課税世帯等に対する
緊急支援給付金に対する補助率10分の10の電力・ガス・
食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業等補助金及び
新型コロナウイルスワクチン接種事業の
接種体制確保に対する補助率10分の10の
ワクチン接種事業補助金を計上するものでございます。 続きまして、ページ70-7からの歳出についてご説明を申し上げます。 款3民生費、項1
社会福祉費は、物価高騰の影響を受けている
住民税非課税世帯等を支援するため、対象約5,950世帯に対して1
世帯当たり5万円の
緊急支援給付を給付する事業に要する費用を計上するものでございます。 款4衛生費、項1
保健衛生費、目2予防費は、10月より実施する
オミクロン株対応ワクチン接種に要する費用で、個別接種または集団接種を行うための医師、看護師等への謝礼のほか、人件費、
接種券等郵送料、バス送迎、
ワクチン接種相談予約事務等の委託料、
コンテナハウスの借上料などを計上するものでございます。 以上、概要を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご決議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
清水喜久男議員) 以上で、提案理由の説明を終結いたします。 お諮りいたします。 議案質疑の前に休憩を取るのが例でありますが、このまま会議を続行したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、このまま会議を続行いたします。
---------------------------------------
△議案の質疑について
○議長(
清水喜久男議員) 次に、日程第5、議案の質疑に入ります。 議案第70号については、予算議案でありますので質疑を省略し、本案に対する質疑を終結といたします。
---------------------------------------
△議案の付託について
○議長(
清水喜久男議員) 日程第6、議案の付託につきましては、お手元に配付してあります
付託案件一覧表のとおり、所管の
常任委員会へ付託いたします。 お諮りいたします。 この際、ただいま付託いたしました議案は、本日議決の運びとする議案審査のため、暫時休憩いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、この際、議案審査のため、暫時休憩といたします。 付託いたしました議案につきましては、休憩中に委員会を開催し、ご審議を願い、審査が終わり次第、
常任委員長は審査の結果を議長まで報告願います。 なお、再開時刻は予鈴をもってお知らせいたします。
△休憩 午前10時26分
△再開 午後1時25分
○議長(
清水喜久男議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
---------------------------------------
△議案第60号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
清水喜久男議員) 次に、日程第7、付託案件の審査報告に入ります。 初めに、
総務文教委員会関係から行います。 議案第60号 小諸市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を議題とし、委員長の報告を願います。
総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 高橋 公議員 登壇〕
◆
総務文教委員長(
高橋公議員) 本定例会におきまして
総務文教委員会に付託されました議案の審査の経過と結果をご報告いたします。 本委員会では、9月8日、9日に委員会を開催し、説明員の出席を求め、関係書類に基づき付託された議案の審査を行いました。 報告の中では、委員から出された討論の内容について、その主なものを申し上げます。 議案第60号 小諸市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、審査の経過並びに結果をご報告いたします。 本案については、質疑・意見等は無く、本委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(
清水喜久男議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
△請願4-5の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
清水喜久男議員) 続いて、請願4-5
えん罪被害者を一刻も早く救済するために再審制度の速やかな改正を求める請願書を議題とし、委員長の報告を願います。
総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 高橋 公議員 登壇〕
◆
総務文教委員長(
高橋公議員) 請願4-5
えん罪被害者を一刻も早く救済するために再審制度の速やかな改正を求める請願書について審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。 なお、本件は本年6月議会において継続審議とした案件です。 改めて本請願は、
えん罪被害者を一刻も早く救済するために、
再審請求手続における全面的な証拠開示を制度化すること、
再審開始決定に対する検察官の
不服申立てができない制度に改正することを求める請願です。 採択とする委員からは、請願について、再審請求の手続に全面的な証拠開示・制度化、また再審開始に対する検察官の
不服申立てができない制度の改正についてということで内容が理解できたので採択としたい。一人の人間が間違った判断で自分の命や一生を左右されることがあってはならないとの討論があり、趣旨採択とする委員からは、国においては関係する団体が協議会を設置して話合いをしていると聞いており、まだ結果が出ていないので国の結果を待つべきである、国に関係する部分があり判断が非常に難しい、請願の気持ちは理解できるとの討論がありました。 挙手による採決を行った結果、採択2名、趣旨採択3名となり、本委員会は趣旨採択と決しました。
○議長(
清水喜久男議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 本案については、1名の議員より討論の通告がされておりますので、討論を許します。 10番、
早川聖議員の討論を許します。
早川聖議員。 〔10番 早川 聖議員 登壇〕
◆10番(
早川聖議員) 議席番号10番、早川聖です。
えん罪被害者を一刻も早く救済するために再審制度の速やかな改正を求める請願書について、紹介議員として
総務文教委員会の
委員長報告に対して反対で採択すべき立場で討論を行います。 さて、第1は、罪を犯していない人が誤った捜査、裁判によって自由を奪われ、仕事や家庭を失い、築き上げてきた人生の全てを失い、甚だしい場合は死刑によって命さえ奪われることがあることを強調したいと思います。想像してみてください。また、冤罪は国家による最大の人権侵害であり、速やかに救済されなければならないことを指摘したいと思います。 第2は、冤罪事件は後を絶たず、その救済に気の遠くなるような年月がかかるという実態があることを強調しておきます。最近では、布川事件、
東住吉冤罪事件、松橋事件、
湖東記念病院人工呼吸器事件などの重大事件で
再審無罪判決が相次いで出されました。その一方で、袴田事件や大崎事件のように、やっと勝ち取った
再審開始決定が検察官の
不服申立てによって取り消される事件も少なくないことを指摘したいと思います。
名張ぶどう酒事件の奥西勝さんに至っては、裁判の長期化によって無念の獄死を強いられたことを強調したいと思います。 このような再審の状況を踏まえて、
日本弁護士連合会は第62回
人権擁護大会において、再審制度を改正を求める決議を全員一致で採択をしました。私たち何人も誰もが日常生活の中で予期せず犯罪に巻き込まれることがあります。犯罪の被害に遭うこともあれば、身に覚えもない罪で犯罪者として扱われ処罰されてしまうこともあることを強調したいと思います。私たちが安心して生活するには、罪を犯した人が適正に処罰されるだけでは足りず、万が一にも無実の人が断罪されいわれのない刑罰を強いられること、いわゆる冤罪があってはならないことを強調したいと思います。 繰り返しになりますが、冤罪は個人の自由や尊厳、命などの
基本的人権を奪う不正義が法律の名の下に行われることとなり、法律によって社会や人々を守っていくこと、いわゆる法治主義への信頼を著しく損なうことになります。また、誤って人が処罰されることは、取りも直さず真犯人が罪を免れるという二重の過ちを意味することを強調したいと思います。 再審とは、冤罪から無実の人を救済するための最後の手段として確定した裁判をもう一度やり直す制度であります。今まさにこの時間において罪なき人が国家権力により不当な拘留や拘束がされている実態もあることを想像してみてください。1分でも2分でも早い改善を求められていることを強調したいと思います。 今回の請願は、このための再審に関する
刑事訴訟法の規定、いわゆる再審法を充実させ、必要な手続や権利の保障を確かなるものとすることを求めているものであります。 ところが、裁判のやり方を定めた法律、
刑事訴訟法には、この大切な再審について僅か19か条しか書かれておらず、どのような場合どのような手続を経て再審が行われるのかというルールが無いに等しい実情があることを指摘したいと思います。そのため、担当した裁判官次第で裁判手続に不合理な格差が生じるなど、たくさんの問題が生じていることがあることを強調します。 最後ですが、冤罪事件の解決は緊急を要すること、日常の市民生活の中で誰にでも起こり得ること、だからこそ市民生活を守る立場から地方議会自らが国に対してきちんと意見書を上げることが大切ではないのでしょうか。 よって、国に対して意見書を上げるべきだということを強く強く申し上げ、反対討論といたします。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
清水喜久男議員) 通告のあった討論は以上であります。 ほかに討論ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ、以上をもって討論を終結し、採決いたします。 本請願については、趣旨採択、採択の両論がございますので、起立により採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は趣旨採択であります。本請願に対する
委員長報告のとおり趣旨採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
清水喜久男議員) 起立多数であります。ご着席願います。よって、本案は
委員長報告のとおり趣旨採択と決しました。
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△議案第61号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
清水喜久男議員) 次に、市民福祉委員会関係の審査報告に入ります。 議案第61号 小諸市
障害者計画等審議会設置条例の一部を改正する条例を議題とし、委員長の報告を願います。 市民福祉委員長。 〔市民福祉委員長
小林一彦議員 登壇〕
◆市民福祉委員長(
小林一彦議員) 本定例会におきまして市民福祉委員会に付託されました議案の審査の経過と結果をご報告いたします。 本委員会は、9月12日に委員会を開催し、説明員の出席を求め、関係書類に基づき付託された議案の審査を行いました。 報告の中では、委員から出された質疑と所管課の答弁の内容について、その主なものを申し上げます。 議案第61号 小諸市
障害者計画等審議会設置条例の一部を改正する条例について、審査の経過並びに結果をご報告いたします。 委員より、委員の定員を15人から18人に変更する改正だが、委員の推薦はどのような団体から受ける予定かとの質疑があり、委員の構成は公募を含め、各種様々な団体に推薦を依頼する予定でいる。その時々の福祉課題に合わせて推薦団体を変える必要があると考えるため、現段階では決定していないとの答弁がありました。 本委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上です。
○議長(
清水喜久男議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) 質疑がなければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第62号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
清水喜久男議員) 次に、産業建設委員会関係の審査報告に入ります。 議案第62号 市道路線の認定についてを議題とし、委員長の報告を願います。 産業建設委員長。 〔産業建設委員長
田中寿光議員 登壇〕
◆産業建設委員長(
田中寿光議員) それでは、ご報告いたします。 本定例会におきまして産業建設委員会に付託されました議案の審査の経過と結果をご報告いたします。 本委員会では、9月14日に委員会を開催し、説明員の出席を求め、関係書類に基づき付託された議案の審査を行いました。 議案第62号 市道路線の認定について、審査の経過並びに結果を報告いたしますが、本委員会では現地調査を行い、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上です。
○議長(
清水喜久男議員) ただいまの
委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案に対する
委員長報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第43号~議案第59号の
委員長報告、採決
○議長(
清水喜久男議員) 次に、予算決算委員会関係の審査報告に入ります。 初めに、議案第43号 令和3年度小諸市
一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第59号 令和3年度小諸市
農業集落排水事業会計利益処分及び
決算認定についてまでの令和3年度
決算認定17議案を一括議題とし、委員長の報告を願います。 予算決算委員長。 〔予算決算委員長
神津眞美子議員 登壇〕
◆予算決算委員長(
神津眞美子議員) 今定例会におきまして予算決算委員会に付託されました議案の審査の経過並びに結果をご報告いたします。 当委員会は、9月7日に前期全体会を開催し、付託された案件につきまして、より詳細な審査を行うため、総務文教、市民福祉、産業建設の各分科会へ、それぞれの所管事項について審査を付託いたしました。 各分科会では、9月8日から15日までのうちの6日間でそれぞれ会議を開催し、所管事項の審査を行いました。その後、9月21日に後期全体会を開催し、各分科会長から分科会審査の内容について報告を受け、分科会長報告に対する質疑を行った後、各議案に対する討論、採決の順に審査を行いました。 また、本日、追加提案のあった1議案については、先ほど委員会を開催し、説明員の出席を求め、関係書類に基づき付託された議案の審査を行いました。 報告の中では、委員から出された質疑、意見、討論について、その主なものを申し上げます。 議案第43号 令和3年度小諸市
一般会計歳入歳出決算認定について、分科会での財政課の審査では、委員より、市民税について、個人市民税が前年度比マイナス0.7%、法人市民税が前年度比プラス3.7%となっており、財政課の視点ではどう分析しているかとの質疑があり、個人市民税は人口減少の関係もあり、少しずつ減っていく傾向にある。法人市民税は景気に左右されることから、どうしても変動があるとの答弁がありました。 分科会での総務課の審査では、委員より、市民協同推進事業について、区や区長に支払われる事務手数料はどのような基準になっているかとの質疑があり、区長の事務手数料と区の事務手数料の2種類あり、区長事務手数料は区の世帯数に応じて支払いをしている。例えば49戸以下の区では年間13万8,000円、800戸を超える区では29万8,000円となる。区の事務手数料は月に2回の文書配布の手数料で、1世帯につき年間900円で計算し支払いをしているとの答弁がありました。 分科会での危機管理課の審査では、委員より、黒斑山山頂付近に携帯電話の基地局があり、スピーカーもあるが、噴火の際などに登山者に避難を伝えるような放送はできるかとの質疑があり、浅間山山頂に向けての防災行政無線も市のコントロールで放送ができる。噴火の予兆があった際など事前に分かれば登山者の皆さんに発信したい。また、登山者向けのメールサービスも実施しているので、登山口で登録してほしいとの答弁がありました。 委員より、防災・防犯情報を発信する小諸市公式LINEは、どの程度普及しているのかとの質疑があり、現在登録者は2,600人で、登録者1万人を目指したいと考えているとの答弁がありました。 分科会での企画課の審査では、委員より、ふるさと市民の登録人数は累計で何名かとの質疑があり、令和4年9月現在で、8,700人程度であるとの答弁がありました。 委員より、小諸市の人口について、令和2年、令和3年と着実に社会増となっているため、商工観光課とも協力し、例えば転入届を出していただいた方に無記名のアンケートを書いていただくなど、どの施策がうまくいっているのか、ぜひ分析していただきたいとの意見がありました。 分科会での子ども育成課の審査では、委員より、ファミリーサポート事業について、総合施設内へ事務所を移転し相談しやすい体制を整備したとのことだが、利用状況はどうかとの質疑があり、開所から本年6月までの累計となるが、保護者の産後等の援助が最も多く91件、塾やスポーツクラブへの送迎が26件、入園前の預かりが26件、保護者の就労の場合の送迎が22件と、これらが主な利用状況となるとの答弁がありました。 また、他の委員より、保育園の再配置計画の策定については、どのような予定となっているかとの質疑があり、今年度、第3期子ども子育て計画を作成するため、保育園の再配置計画についても検討を進めていくとの答弁がありました。 委員より、保育士の確保について、公立保育園を利用する園児の減少につながらないよう、保育士が定着しない原因や課題を分析し、保育士の育成についても研究していただきたいとの意見がありました。 分科会での学校教育課の審査では、委員より、各種大会参加交付金はどのような内容の交付金かとの質疑があり、小中学校の児童生徒が、県大会以上の上位大会に出場する際の交通費等の補助で、保護者の負担を減らすことを目的としたものであるとの答弁がありました。 分科会での文化財・生涯学習課の審査では、委員より、青少年育成指導推進事業の中の信州型コミュニティスクール事業について、どのような活動を行っているのかとの質疑があり、信州型コミュニティスクール補助事業は全小中学校8校に補助金を交付し事業を実施している。具体的には、一般的には児童生徒の通学時の見守りがあるが、東小学校、美南ガ丘小学校では週休2日制になった土曜日を使って、地域の皆さんが自分の得意なこと、例えば写真やパソコン、書道、編み物等学校に情報提供をして、
子どもたちがやりたいところに集まるといった活動を行っている。千曲小学校では、御牧ケ原大地で地域の皆さんとリンゴを栽培して収穫している。また、小諸東中学校では、放課後に教員OBの皆さんが各教室で学習支援を行っている活動もあるとの答弁がありました。 委員より、まなびのまち造形講座について、今活動が中断しているので、美術館の存在意義を高めるためにも一日も早く講師の先生を見つけ、再開していただきたいとの意見がありました。 分科会での厚生課の審査では、委員より、児童発達支援センターの設置について、令和5年度の開設を目指すとのことだが、設置予定地はどこで、役割は何かとの質疑があり、児童発達支援センターの設置予定地は、現在のひまわり園である。当施設は、中核的な施設と位置付けられ、保育所などへの訪問や相談業務の中核を担うとともに、事業所との連携、指導などを行う予定であるとの答弁がありました。 委員より、民生児童委員の手当てについて、現在の金額は幾らか、今後、増額する検討はしているかとの質疑があり、小諸市の民生児童委員の手当ては、現在、4万9,000円で、他の自治体に比べて低くなっている。今後、賃金、物価の変動を見ながら複数年をかけて増額するように検討していきたいとの答弁がありました。 委員より、発達障害と思われる子どもが増えている。保護者が、発達障害について気軽に相談できるような窓口を、市として設置してほしいとの意見がありました。 分科会での高齢福祉課の審査では、委員より、コロナ禍で外出の機会が減り、高齢者がフレイルに陥ることが心配されていたが、調査の結果は、自らの努力でフレイルの予防ができていたということである。この調査を今後も継続するとともに、不安を感じている高齢者の安心材料となるように、調査結果を周知していただきたいとの意見がありました。 分科会での健康づくり課の審査では、委員より、地域医療体制整備事業について、小諸看護学校を卒業後、小諸市内に就職する方は何名かとの質疑があり、令和3年度は、卒業生30名のうち11名が小諸市内に就職したとの答弁がありました。 委員より、ひきこもり者支援業務委託料について、委託先はどこかとの質疑があり、精神障がい者の通所施設であるワークポート野岸の丘に委託している。ひきこもりの方が、外の場へ出ていくまでの足がかりとして、自分のペースで家族以外の方と係わり生活リズムを整えることができるように、居場所を提供しているとの答弁がありました。 委員より、小児への新型コロナワクチン接種について、多くの保護者が様々なことを心配している。市でも、市民に対して丁寧な説明を行い、正しい情報の周知をしてほしいとの意見がありました。 分科会での生活環境課の審査では、委員より、成果説明書に記載してあるとおり、太陽光発電設備の設置に関する条例は、制定することが決定したということかとの質疑があり、富士見町への視察結果などを踏まえて、条例制定に向け進めているとの答弁がありました。 委員より、市民福祉委員会では、太陽光発電設備の設置に関する条例の先進地である富士見町で行政視察を行った。行政視察には担当部局も同行していたので、視察で得た成果を十分に吟味して、条例制定を進めていただきたいとの意見がありました。 委員より、生ごみの分別方法をしっかりと周知してほしい。生ごみ、資源ごみは、地区の集積場所以外でも持込みができる場所を設置するよう検討してほしい。ごみの不法投棄は、海洋汚染の原因となるなどの情報を、広報こもろに定期的に掲載して意識改革を促してほしい。ごみの分別が正しくされていないことにより、余計にかかった費用や時間を具体的に示して啓発してほしいとの意見がありました。 分科会での市民課の審査では、委員より、市民の方が、詐欺や生活トラブル、消費問題に関することなど、様々な相談をするための窓口を1本化して対応できるように、縦割りではない組織づくりをしてほしいとの意見がありました。 分科会での商工観光課の審査では、委員より、目標に向けた今後の取組に高原ウェルネスリゾート推進プロジェクトを着実に進め、新たな高原リゾートを確立するとあるが、どんなことを想定しているのかとの質疑があり、高原ウェルネスリゾートについては、環境に優しい観光地づくり、ゼロカーボンにつながる取組を考えている。その取りかかりとして、e-bikeの導入によるサイクルツーリズムや定期観光バスなど、2次交通の活用を、さらに将来的にはEVスタンドの整備なども考えているとの答弁がありました。 分科会での建設課の審査では、委員より、地域協働道ぶしんクリーン事業については、人口減少と高齢化で取組が大変になってきている地域もあると思うが、どのように考えているのかとの質疑があり、指摘のとおり、今までやってきたが高齢化でできないという区も出てきている。幹線道路等については危険が伴うので市のほうで委託するようにしているが、生活道路については取組を極力お願いしている状況である。市の直営部隊では手に負えない部分もあるため、今後は委託という方向も考えなければいけないと思っているとの答弁がありました。 分科会での都市計画課の審査では、委員より、複合型中心拠点誘導施設整備が令和3年度で終了し、都市機能の集約化が行われたが、駅周辺の市営駐車場や市庁舎周辺の駐車場の一日の駐車台数が大幅に増加している。増加の要因は何かとの質疑があり、昨年10月にこもテラスがオープンし、ツルヤが入ったことで駐車場の利用者が増えている。また、スマートカートeggの運行やまちタネ広場でのイベントの開催もあることから、駐車台数が大幅に増加しており、町なかのにぎわいの創出につながっていると考えているとの答弁がありました。 委員より、こもろ愛のりくんの運転について、交通ルールを守った安全な運行をしてほしいとの意見がありました。 以上、全ての所管に対する質疑、意見が終了した後、議案に対する討議、討論に入りました。 討議は無く、討論では、決算の一部を認定できないとする委員より、同和関連事業の全日本同和会に対する事務委託料については、予算額と決算額が全く同じで不可解な内容が多く詳細な検証が必要だが、他の人権に係わる啓発活動と比べても異常で著しく均衡を欠くものである。また、部落解放同盟小諸市協議会に対する補助金については、同協議会の支出額の92.8%に当たり、市が令和2年10月に策定した負担金、補助及び交付金と扶助費の交付に関する指針に照らし合わせても著しく反している内容である。同じく指針の中には5、任意的な補助金、交付金の交付基準で「補助率は、原則として2分の1を上限とし、超える場合はその理由や効果を検証するとともに、期限を定めた上、減額します」とある。9割を超える補助金は特別扱いとしか言いようがなく、指針から著しく逸脱したものである。改めて、この2団体に対する行政監査を求める。世の中には真の平等を求める様々な課題がある。特定のところにだけ特別に支出をしていくことは、真の差別解消に逆行するもので、以上の理由から、認定できないとの討論がありました。 賛否両論があることから、挙手による採決を行い、当委員会は、挙手多数により、原案のとおり認定すべきものと決しました。 続きまして、議案第44号 令和3年度小諸市
等公平委員会特別会計歳入歳出決算認定について、本案については、質疑・意見等は無く、当委員会は、審査の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 議案第45号 令和3年度小諸市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、分科会の審査において、委員より、基金について約3億円の残額があるが、現在の状況であれば国民健康保険税率は据置きのままとなるかとの質疑があり、国民健康保険の運営は県単位の広域で行っているため、明確な回答はできないが、小諸市だけの財政状況を見ると充分な基金があると判断しているとの答弁がありました。 議案第46号 令和3年度小諸市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、本案については、報告すべき質疑・意見等は無く、当委員会は、審査の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 議案第47号 令和3年度小諸市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、分科会の審査において、委員より、基金について現在、5億円を超える残高がある。この基金が潤沢にあれば、今後、介護保険料は上がらないということかとの質疑があり、基金の残額が十分であれば介護保険料率は据置きのままにできる。介護保険料率は3年に1度見直しがあるが、前回の見直しでは変更がなかったとの答弁がありました。 本案について、当委員会は、審査の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 議案第48号 令和3年度小諸市
奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について、本案については、質疑・意見等は無く、当委員会は、審査の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 議案第49号 令和3年度小諸市
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、本案については、報告すべき質疑・意見は無く、当委員会は、審査の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 議案第50号 令和3年度
小諸公園事業特別会計歳入歳出決算認定について、本案については、報告すべき質疑・意見は無く、当委員会は、審査の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 議案第51号 令和3年度小諸市
野生鳥獣商品化施設運営事業特別会計歳入歳出決算認定について、分科会の審査において、委員より、活動指標であるニホンジカの加工個体数の推移と今後の見込みについてお聞きしたいとの質疑があり、この3年間は、小諸市からは年250頭から300頭で、毎年1,600頭をめどに、ほかの自治体からも鹿を受け入れていかなければいけないと考えている。現状では小諸市以外の自治体は鹿の捕獲頭数が増えている状況のため、今後も安定して鹿が入ってくるのではないかと見込んでいるとの答弁がありました。 本案について、当委員会は、審査の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 議案第52号 令和3年度高峰財産区
特別会計歳入歳出決算認定について、議案第53号 令和3年度
御牧ケ原財産区
特別会計歳入歳出決算認定について、議案第54号 令和3年度古牧財産区
特別会計歳入歳出決算認定について、議案第55号 令和3年度小諸市滋野財産区
特別会計歳入歳出決算認定について、議案第56号 令和3年度
乗瀬地区市有地管理事業特別会計歳入歳出決算認定についての以上5議案は関連議案でありますので一括して審査の経過をご報告いたします。 本案については、報告すべき質疑・意見は無く、当委員会は、審査の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 議案第57号 令和3年度小諸市
水道事業会計利益処分及び
決算認定について、分科会の審査において、委員より、丸山配水池の送配水管工事は全て完了したのかとの質疑があり、繰越事業として、国道18号平林の信号から坂の上までの間の工事がまだ残っているとの答弁がありました。 本案について、当委員会は、審査の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 議案第58号 令和3年度小諸市
公共下水道事業会計利益処分及び
決算認定について、本案については、質疑・意見等は無く、当委員会は、審査の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 議案第59号 令和3年度小諸市
農業集落排水事業会計利益処分及び
決算認定について、分科会の審査において、委員より、集落排水事業の処理場は市内に何施設あるのかとの質疑があり、5施設であるとの答弁がありました。 本案について、当委員会は、審査の結果、原案のとおり認定すべきものと決しました。 以上でございます。
○議長(
清水喜久男議員) ただいまの
委員長報告のうち、議案第43号については認定、不認定で表決が分かれたとのことですので、議案第43号は単独で起立により採決いたします。 お諮りいたします。 議案第43号に対する委員長の報告は認定であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
清水喜久男議員) 起立多数であります。ご着席ください。よって、本案は原案のとおり認定されました。 続いて、予算決算委員会で全会一致で認定された議案第44号から議案第59号までの16議案について一括採決いたします。 お諮りいたします。 本16議案に対する委員長の報告は全て認定であります。本16議案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本16議案は
委員長報告のとおり認定されました。
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△議案第64号~議案第68号の
委員長報告、採決
○議長(
清水喜久男議員) 続いて、議案第64号 令和4年度小諸市
一般会計補正予算(第6号)から議案第68号 令和4年度小諸市
野生鳥獣商品化施設運営事業特別会計補正予算(第1号)までの補正予算5議案を一括議題とし、委員長の報告を願います。 予算決算委員長。 〔予算決算委員長
神津眞美子議員 登壇〕
◆予算決算委員長(
神津眞美子議員) 議案第64号から第68号までにつきまして、分科会長報告を含め、審査の内容を報告いたします。 議案第64号 令和4年度小諸市
一般会計補正予算(第6号)について、分科会での健康づくり課の審査では、委員より、感染症外来検査センター運営事業について、令和4年度末まで事業が延長されたが、現在はどのような体制で運営しているのかとの質疑があり、保健所より、令和4年度末まで事業の延長を依頼された。必要に応じて、週に2回開設する。開設時間は午後である。北佐久医師会等とも連携し、医師等の予定を組み対応しているとの答弁がありました。 分科会での農林課の審査では、委員より、小諸・佐久・立科鳥獣被害防止総合対策協議会貸付金で新商品の開発を行うとのことだが、どんなものを想定しているのかとの質疑があり、鹿肉の新商品として、犬用の総合栄養食の開発を予定しているとの答弁がありました。 本案について、当委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第65号 令和4年度小諸市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、本案については、質疑・意見等は無く、当委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第66号 令和4年度小諸市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、本案については、質疑・意見等は無く、当委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第67号 令和4年度
小諸公園事業特別会計補正予算(第1号)について、本案については、報告すべき質疑・意見は無く、当委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第68号 令和4年度小諸市
野生鳥獣商品化施設運営事業特別会計補正予算(第1号)について、本案については、報告すべき質疑・意見は無く、当委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。
○議長(
清水喜久男議員) お諮りいたします。 本5議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本5議案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本5議案は
委員長報告のとおり可決されました。
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△議案第70号の
委員長報告、採決
○議長(
清水喜久男議員) 次に、議案第70号 令和4年度小諸市
一般会計補正予算(第7号)を議題とし、委員長の報告を願います。 予算決算委員長。 〔予算決算委員長
神津眞美子議員 登壇〕
◆予算決算委員長(
神津眞美子議員) 議案第70号 令和4年度小諸市
一般会計補正予算(第7号)について審査の内容を報告いたします。 財政課の審査では、質疑、意見はありませんでした。 厚生課の審査では、委員より、電力・ガス・食料品等価格高騰
緊急支援給付金給付事業について、非課税世帯が給付対象世帯とのことだが、小諸市全体の約3割が対象となる。昨年度より非課税世帯が増加した理由は何かとの質疑があり、約5,900世帯余りに増加しており、
新型コロナウイルス感染症の影響もあると考えているとの答弁がありました。 委員より、給付金給付事業の給付は世帯ごとに行うとのことだが、世帯ではなく個人に給付してほしいという希望はあるかとの質疑があり、様々な世帯があり、これまでどおり国が作成した要綱に従って、各世帯の状況を聞き取り、個別に対応する予定であるとの答弁がありました。 委員より、家計急変世帯への周知や通知はどのように行うのかとの質疑があり、広報やSNSなど、様々な媒体を使い周知していく。また、事業を行っていく中で再度の周知も行っていきたいとの答弁がありました。 健康づくり課の審査では、委員より、今回の補正内容はオミクロン株に対応するためのものか、あるいは5回目接種に対応するためのものなのかとの質疑があり、今回は、6月補正以降で60歳以上の5回目、59歳以下の4回目、5歳から11歳までの3回目からの分となるとの答弁がありました。 委員より、今回の補正による新型コロナワクチン接種者の内訳と対象者は何人かとの質疑があり、対象者と人数は、59歳以下の4回目接種が1万3,019人、60歳以上の5回目の接種が1万3,077人、5歳から11歳までの3回目の接種が580人を見込んでいる。このほかに生後6か月から4歳までの接種が見込まれているとの答弁がありました。 委員より、工事請負費が計上されているが、
コンテナハウスは撤去しても大丈夫なのかとの質疑があり、これまで接種も進んできており、今後の国の対応方針等にもよるが、年度末には撤去する見込みでいるとの答弁がありました。 委員より、11歳以下への新型コロナワクチンの接種について、接種するか判断に迷う家庭のために、市から判断材料となる情報をしっかり示してほしいとの意見がありました。 当委員会は、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上です。
○議長(
清水喜久男議員) お諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 以上で、予算決算委員長の報告を終わり、付託案件の審査報告を終結といたします。 お諮りいたします。 この際、議事の都合により、暫時休憩いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、この際、暫時休憩といたします。 再開時刻は午後2時35分といたします。
△休憩 午後2時24分
△再開 午後2時35分
○議長(
清水喜久男議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△発議第5号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
清水喜久男議員) 次に、日程第8、発議第5号 国会議員及び地方議員と
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の徹底調査と
被害再発防止対策を求める意見書の提出についてを議題とし、提案理由の説明を願います。 5番、掛川剛議員。 〔5番 掛川 剛議員 登壇〕
◆5番(掛川剛議員) 議席番号5番、掛川剛です。 意見書案の朗読をもって提案説明に代えさせていただきたいと思います。 国会議員及び地方議員と
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の徹底調査と
被害再発防止対策を求める意見書(案) 去る令和4年7月8日、参議院選挙期間中に、奈良市で演説をしていた安倍元首相が山上徹也容疑者に銃撃され死亡しました。山上容疑者は、犯行の動機について母親が
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に入信し、多額の献金を行ったことで家庭が崩壊したことに恨みを持ち、その団体とのつながりのある安倍元首相を銃撃したと供述しました。 この事件がマスコミに連日取り上げられたことを契機に、
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党などの国会議員及び地方議員との関係が明るみに出ました。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は、信者をマインドコントロールにより違法な霊感商法や高額な献金に駆り立て、家庭を崩壊させてきました。また、人権無視の信者同士の集団結婚も相変わらず行われているなど、反社会的カルト集団と言われています。このような状況をつくり出してきた原因の解明を徹底して行わないと再発防止につながりません。 反社会的カルト集団と言われる
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の実態解明、宗教法人としての
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の徹底調査、政治家との関係調査、政治介入や行政への介入の調査を徹底して行うべきです。 よって、当市議会は、国に対し下記事項について強く要望する。 記 1 国は、
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)による被害者の救済を目指す調査委員会を設置して、被害の実態調査及び議員との関係解明を行うこと。 2 国は、被害者や宗教二世等の相談窓口を設置し、支援する体制を確立すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和4年9月27日 小諸市議会 衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 総務大臣 殿 法務大臣 文部科学大臣 厚生労働大臣 国家公安委員会委員長 以上です。
○議長(
清水喜久男議員) ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) 質疑がなければ、質疑を終わり、討論に入ります。 討論ありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) なければ討論を終わり、採決いたします。 本案は
議員提出議案であることから起立により採決いたします。 発議第5号 国会議員及び地方議員と
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の徹底調査と
被害再発防止対策を求める意見書の提出について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
清水喜久男議員) 起立少数であります。ご着席ください。よって、本案は否決と決しました。
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△議員の派遣について
○議長(
清水喜久男議員) 次に、日程第9、議員の派遣についてを議題といたします。 お手元に配付いたしました派遣日程表のとおり、地方自治法第100条及び小諸市議会会議規則第167条の規定により議員を派遣したいと存じます。 お諮りいたします。 別紙、派遣日程表のとおり、議員を派遣することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
清水喜久男議員) ご異議なしと認めます。よって、派遣日程表のとおり、議員を派遣することに決しました。
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△閉会の宣告
○議長(
清水喜久男議員) 以上で、本日の日程及び今定例会に付議されました議案の審査は全て終了いたしました。 これにて令和4年9月
小諸市議会定例会を閉会といたします。 皆様のご協力、ありがとうございました。
△閉会 午後2時42分地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和4年9月27日 小諸市議会議長 清水喜久男 署名議員 5番 掛川 剛 署名議員 6番 小林一彦...